Avahi で Bonjour サービスを設定する方法

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目次

インストール

# yum install avahi

AFP サーバ用の設定

ssh サービスの設定 (/etc/avahi/services/ssh.service) があるので、それをコピーして編集する。

<?xml version="1.0" standalone='no'?>
<!DOCTYPE service-group SYSTEM "avahi-service.dtd">
 
<service-group>
 
  <name>AFPサーバー名</name>
 
  <service>
    <type>_afpovertcp._tcp</type>
    <port>548</port>
  </service>
 
</service-group>
<name>
Bonjour に表示される時の名前。
日本語もOK。
<name replace-wildcards="yes"> とすると、%h のAFPサーバ のように変数が使えるようになる。
<type>
DNS-SD サービスタイプ を記述する。
AFP サーバは _afpovertcp._tcp を指定する。
<port>
AFP over TCP サービスのポート番号 548 を指定する。

Avahi を起動する。

# /etc/init.d/avahi-daemon start

Netatalk をマルチサーバにしている場合の設定方法

AFP サービスを IP アドレスごとに複数起動している場合、以下のように設定する。

AFPサーバの構成例

/etc/avahi/hosts にホスト名を追記する。

192.168.1.1 host1.example.com
192.168.1.2 host2.example.com

/etc/avahi/services/afp.1.service

<?xml version="1.0" standalone='no'?>
<!DOCTYPE service-group SYSTEM "avahi-service.dtd">
<service-group>
  <name>メインAFPサーバ</name>
  <service>
    <type>_afpovertcp._tcp</type>
    <host-name>host1.example.com</host-name>
    <port>548</port>
  </service>
</service-group>

/etc/avahi/services/afp.2.service

<?xml version="1.0" standalone='no'?>
<!DOCTYPE service-group SYSTEM "avahi-service.dtd">
<service-group>
  <name>ゲストAFPサーバ</name>
  <service>
    <type>_afpovertcp._tcp</type>
    <host-name>host2.example.com</host-name>
    <port>548</port>
  </service>
</service-group>

これで、Bonjour に メインAFPサーバ と ゲストAFPサーバ が表示されるようになる。

/etc/avahi/hosts を使って設定すると、AFP サーバーと別のマシンで Avahi を稼働させても問題ない。 つまり、Avahi とは別マシンで稼働しているサービス(SSH, FTP, AFP, SMB など)を、別マシンの Avahi で提供することができる。

参考ページ

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