CentOS/コンソールで日本語を表示する(文字化けしないようにする)

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目次

コンソールで日本語を表示する

UTF-8 対応のコンソール bterm を利用する。

bterm をインストールする

[shell]# yum install bogl-bterm

bterm を実行するには、あらかじめフレームバッファを読み込んでおく必要がある。

フレームバッファモジュールを読み込む。ただし、コンソールの解像度を上げている場合は読み込まなくてもよい。

[shell]# modprobe vga16fb

bterm を実行することで、コンソールで日本語が文字化けせずに表示できるようになる。bterm から抜けるには exit する。

[shell]# bterm

環境変数 LANG を変更する

CentOS を日本語でインストールすると、コンソールに表示されるメッセージが日本語になり、文字化けして読むことができない。

これは、環境変数 LANG が ja_JP.UTF-8 になっているためで、LANG を en_US に変更することでメッセージが英語表示になる。

[shell]# LANG=en_US

このままだとログイン中のシェルのみで有効になるため、再ログイン後も有効にするには ~/.bashrc に下記行を追記する。

export LANG=en_US

~/.bashrc の内容をすぐに有効にするには source コマンドで読み込む。

[shell]# source ~/.bashrc 

.bashrc.bash_profile の違い。 .bashrcbash を起動するたびに読み込むが、.bash_profile はログイン時のみ読み込む。

ロケールを変更する

使用可能なロケールを表示する。

locale -a

CentOS 6 までは /etc/sysconfig/i18n を編集する。CentOS 7 は /etc/locale.conf を編集する。

LANG="en_US.utf8"

再ログインするか、すぐに有効にしたい場合は、source コマンドで読むこむ。

source /etc/locale.conf

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