CentOS/RPMパッケージからファイルを取り出す方法

RPMパッケージから cpio 形式のアーカイブを取り出し、展開すればファイルを取り出すことができる。

RPMパッケージから cpio アーカイブを取り出すには、rpm2cpioコマンドを使う。 さらに cpio アーカイブを cpio コマンドで展開する。

これで、現在のディレクトリに foo.rpm パッケージ内のファイルが展開される。

rpm2cpio foo.rpm | cpio -idv

• rpm2cpio コマンドは、RPMファイルを cpio アーカイブに変換し標準出力する。
• cpio コマンドをコピーインモードで動作させ、標準入力をファイルに展開する。
  • -i コピーインモードで動作させる。
  • -d 必要であればディレクトリを作成する。
  • -v 展開するファイル名を表示する。