CentOS/RTL8111/8168Bドライバをインストールする
提供：maruko2 Note.
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NIC が Realtek 製 RTL8111/8168B チップの場合、CentOS がドライバを正しくインストールしていない時がある。 ドライバが正しくインストールされていないと、ネットワークが突然不安定になったり、そもそも動作しない。
lspci コマンドで調べると、PCI デバイスとしては認識している。
# lspci ... 03:00.0 Ethernet controller: Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL8111/8168B PCI Express Gigabit Ethernet controller (rev 09) ...
しかし、lsmod コマンドでロードされているカーネルモジュールを調べると、r8169 がロードされてしまっている。
# lsmod ... r8169 70853 0 ...
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RTL8169 は PCI 用で、RTL8168B は PCI Express 用のようです。 |
ドライバをインストールする
ソースコードからビルド
ドライバを Realtek ダウンロードセンター でダウンロードしインストールする。
ダウンロードしたドライバを、USB メモリなどでコピーする。
# mount -t vfat /dev/sdb1 /mnt
解凍し、
# tar -xjf /mnt/r8168-8.032.00.tar.bz2 -C ~ # cd ~/r8168-8.032.00
ビルド＆インストール（アンインストール）を自動でやってくれるスクリプトを実行する。
# sh autorun.sh
これで NIC が使えるようになる。
ELRepo リポジトリを利用する
ハードウェアのドライバ（カーネルモジュール）に特化した ELRepo リポジトリを利用することもできる。
パッケージ名は kmod-r8168 なので、ネットワークが生きている状態であれば、下記コマンドでインストールできる。
# yum install kmod-r8168
