CentOS/SSD

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RHEL 6 (CentOS 6) は、ext4 ファイルシステムで discard をサポートしている。ただし、有効になっていないのでマウントオプションとして discard を指定する必要がある。

At present, ext4 is the only fully-supported file system that supports discard. To enable discard commands on a device, use the mount option discard. For example, to mount /dev/sda2 to /mnt with discard enabled, run:

mount -t ext4 -o discard /dev/sda2 /mnt

By default, ext4 does not issue the discard command. This is mostly to avoid problems on devices which may not properly implement the discard command. The Linux swap code will issue discard commands to discard-enabled devices, and there is no option to control this behavior.

RED HAT DOCUMENTATION » Red Hat Enterprise Linux » 6 » Storage Administration Guide » Chapter 22. Solid-State Disk Deployment Guidelines » 22.1. Deployment Considerations

現時点で、ext4 は discard をフルサーポートした唯一のファイルシステムです。デバイスに対し discard を有効にするには、mount で discard オプションを使います。例えば、discard を有効にし /dev/sda2 を /mnt にマウントするには、次のようにします。

mount -t ext4 -o discard /dev/sda2 /mnt

ext4 は、デフォルトで discard が有効ではありません。これは、discard コマンドをきちんと実装していないデバイスで、問題が出ないようにするためです。Linux swap は discard を有効にしているデバイスで、discard コマンドを利用します。swap に discard を有効にするようなオプションはありません。

discard コマンドとは?
SSD に使用されている NAND フラッシュメモリは書き換え回数に限りがあるため、一つの素子に書き換えが集中しないよう、データの書き換えを均一に分散させます。この均一に分散させる技術をウェアレベリング(wear-leveling)といいます。
Linux カーネルは、使わなくなったブロックを discard リクエストを使用し SSD に知らませす。
discard リクエストは、ATA のストレージプロトコルでは TRIM コマンド、SCSI では UNMAP コマンドが使われます。
SSD は discard リクエストの情報を利用し、空き領域を使用してウェアレベリングを行います。

SSD が TRIM に対応しているか確認する方法

hdparm -l /dev/sda

OS の SSD サポート状況

TRIM - Wikipedia (en.wikipedia.org)

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